北海道を代表するお土産 石屋製菓が「白い恋人」の賞味期限を改ざんして、返品された商品を再出荷した事がニュースになっています。
MSN毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070815k0000m040144000c.html
石屋製菓(札幌市西区)は14日、主力のチョコレート菓子「白い恋人」の「30周年キャンペーン限定品」の返品商品を再包装して賞味期限を改ざんし、通常の「白い恋人」として再出荷していたと発表した。
さらに、「バウムクーヘン」の一部から食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌が検出されたにもかかわらず、出荷していたことも明らかにした。
道産子として、すごいショックを受けています。
北海道は良く言えば大らかで自由奔放、悪く言えば大雑把で無頓着。
そんなところが好きでもあるのですが、その中にも倫理感と言うか、人情と言うか人として大切なものはあると信じていました。
雪印やミートホープ社はの時もショックは大きかったのですが、賞味期限を改ざんすると言うダマシやごまかしの行為にはすごくショックを受けています。
”だまし”と食中毒は訳が違いますし、ミートホープ社はぶっちゃけ北海道でも有名な企業ではなかったので(事件まで私も知りませんでした)、これほどショックは大きく受けませんでした。
内部告発で発覚され、内部の人に良心があったのかなと思えるのがせめてもの救いですが、ショックは隠せません。
私自身はぶっちゃけ白い恋人はそれほど好きではなく、これまでも何度か書いてきたロイズの生チョコの方がずっと好きですが、帰省の時に白い恋人をお土産に希望される事も少なくありませんでした。
また、石屋製菓はコンサドーレのスポンサーでもあり、ユニフォームには白い恋人の名が書かれ、北海道の人にとっても馴染みが深いものです。
そんな白い恋人でこんな事件が起きてしまい、とても残念です。
そして、次の帰省の時もロイズを購入しようと思っていたのですが、ふと「これは大丈夫だよね・・」と思ってしまいました。
私が思うと言う事は、おそらく他の方はもっとそう思ってしまうのだと思います。
北海道に対する信頼を損ねてしまったこの事件が本当に残念でなりません。
他の北海道の企業はもちろん、全国の企業に、商品(特に食品など口に入るもの)は消費者の健康に影響を与え、時には生命を預かるのだと言う事を再認識して頂けたら・・・と切に願います。
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